この記事では、確定申告の種類について解説していきます。
申告等には全部で5種類の申告があります。
その種類の内容についての解説と確定申告を間違えた時についての解説していきます。
間違えた時の訂正は時期によって取り扱いが異なりますのでご注意ください!
確定申告ってやり直すことは出来るの?副業・フリーランス・アフィリエイトための税金
- 確定申告
- 訂正申告
- 期限後申告
- 修正申告
- 更正の請求
①確定申告~副業・フリーランス・アフィリエイトための税金~
正確にいうと申告期限内に一番最初に出す申告のことを「確定申告」という!
2回目以降の申告は②~⑤の扱いなる!
確定申告って期限内に出す最初の申告のことを指すんですね!
②訂正申告~副業・フリーランス・アフィリエイトための税金~
3回目は「再訂正申告」という扱いになるぞ。
申告期限内に最後に提出した申告があなたの「正式な申告」とされます。
それまでの間違いを上書きするようなイメージで、金額が足されていくわけではありません。
③期限後申告~副業・フリーランス・アフィリエイトための税金~
期限後申告になってくると場合によっては罰則的なこと受けることがあるから気を付けろ!
1つ目は「延滞税」といって利息的な罰則だ!
申告期限を過ぎてから実際に納めるまでの期間に応じて延滞税を納めるだ!
延滞税には端数切捨てがあるので、延滞税が1000円未満であれば延滞税はありません。
利息は毎年改定されますが、現在は年間で2.6%程度となっています。
例えば納める税金が10万円だった場合で、6月1日に納めたとなると
「100,000×2.6%×98(3/16~6/1)÷365=698.082・・・」
この場合は、延滞税が1,000円未満なので、延滞税は課されません。
加算税は遅れた人全員に納める税金の金額の5%を加算した金額を追加で納めることになる!
ただし、一定の要件を満たした場合には免除になることもあるから、申告期限を過ぎた時には一度確認した方がいいぞ!
加算税にも切り捨てがあるので、加算税の金額が5000円未満であれば、加算税はかかりません。
なので、納付税額が10万円未満であれば加算税はかからないことになります。
例えば納める税金が9万円だった場合は
「90,000×5%=4,500」で5,000円未満なので、加算税は課されません。
税務署の調査が入ってから申告すると罰則は重くなるから気を付けろ!
④修正申告~副業・フリーランス・アフィリエイトための税金~
「申告」から「請求」に変わるから、もちろん用紙も変わるから気を付けろ!
例えば、1度申告期限内に確定申告をして、期限を過ぎた後に「自分で」修正申告をした場合には、加算税という罰金的なものはかからない。
ただ、延滞税という利息的なものは、金額によって納めないといけない!
⑤更正の請求~副業・フリーランス・アフィリエイトための税金~
どんなことをすれば税金が戻ってくるんですか?
現在は、確定申告で源泉徴収票などの添付義務がなくっており、最初の申告では添付しなくてもいいようになっています。
源泉徴収票以外には、株の取引に関する「年間取引報告書」などの添付義務もなくなってきています。
何が申告でもれていたかで必要になる資料が違うから、何が必要になるのかは税務署に聞いて確認するように!
まとめ
確定申告には5つの種類があるので、自分がどの申告をするのか理解して下さい。
しっかり把握しておかないと準備する書類が異なってきます。
基本的には間違っていてもやり直しが出来るので、安心して確定申告をしてください。